ゆく年くる年

2022年は有難くないことが頻発しました。ウクライナ有事、米下院議長の台湾訪問をきっかけに将来的に新たな有事の発生リスクが高まり、エネルギーや小麦価格高騰等による世界規模でのインフレ不況、各国の異常気象による甚大な被害など。

コロナは今も収まる気配がなく、重症化率が低い株に変異していると言われていますが、国内死者数は前の週の同じ曜日を1ヵ月近くも上回り続け、昨日も全国で420人もの尊い命が奪われました。お隣の中国も今感染大爆発中のようです。

一方、やや明るい話題としては予想に反して民主党が善戦(というよりは共和党が苦戦)した米中間選挙結果。これにより米国のみならず、世界の安定を脅かすことにはならないとのイアン・ブレマー氏(世界の政治リスク分析に定評)の見解。

個人的には人生の大恩人の方がお亡くなりになり、大変なショックでした。自宅と店の神棚にその方の遺影を飾り、毎日手を合わせています。また、店主のことをいつも気に掛けてくれていた兄も病気で旅立ちました。さらに、崇拝する京セラ創業者の稲盛和夫さんの死去も大変残念なニュースでした。

国内景気が低迷しているのにもかかわらず、台湾周辺もきな臭くなり、有事の際に影響を受けかねない我が国も軍拡・国防に血税を注ぎ込まざるを得ない状況になって来ました。そして今もいつ収束するか見えないしつこく、厄介な新型コロナ。感染後の多岐にわたる後遺症、ワクチン接種後の副反応への対策も大きな課題です。

非常に厳しい、大変な世の中になってしまいましたが、2023年も来訪頂くお客様に心底ご満足頂けるように新年もカレー・おつまみ創りに全力投球いたします。また、オリジナルの新商品開発は思うように進んでいませんが、そろそろ成功させたいと思います。

いつも祈っていることですが、新年こそ世界中の人々にとって少しでも幸多からんことを。