食の安心・安全

輸入小麦粉(日本は85%を海外から輸入)などに残留農薬として検出されるグリホサートの話題です。グリホサートはヒトに対して国際がん研究機関により「おそらく発がん性のある農薬」とされ、国内ではホームセンターや100円ショップなどで除虫剤として普通に販売されています。

最近、我が国の国会議員の毛髪検査(20数名)を実施したところ、約7割にグリホサートあるいはその分解物が検出され、国会議員の先生方の体内にはグリホサートが蓄積されていた模様です。パン、うどん、パスタ等で使用される小麦粉の多くは海外(カナダや米国中心)から輸入されています。なお、国内で生産される小麦にはグリホサートは使用されていないとのことです。体内蓄積がどういう経路からの摂取なのかは不明ですが、今後の大規模な研究結果が待たれます。

コストの問題もあり、国産や有機栽培の農産物ばかりを使用することは簡単なことではありませんが、少なくともお米などの主食にはより安全なものの摂取を心掛けたいものです。

イスラム教信心のお客様

昨日、初めてイスラム教信心のお客様がご家族5人でお見えになられました。幸い、弊店は豚肉を使ったカレーはないので、皆さんはチキンや牛キーマカレーを注文され、全員きれいに完食されました。大変満足されたご様子でした。ハラル認証取得は困難ですが、カレーに豚肉や豚の油等を使用していない(野菜炒めも牛ひき肉使用)ことでイスラム教やユダヤ教(イスラエルの方々)の方でも召し上がれることは幸いです。

今朝、自宅ベランダの植木鉢に小さな朝顔の花が一輪咲いていました。まるでNCカレー店を思わせるような、とても小さな花ですが、心が和みます。

認知機能低下を防ぐには?

最近、鯖カレーを新メニューとして提供開始しましたが、お客様の満足度はとても良い感じです。鯖などの青魚にはオメガ3系脂肪酸(くるみなどのナッツ類にも多い)のDHAとEPAが豊富に含まれています。なお、近年、米国で実施された高齢者を対象とした臨床研究結果によると、オメガ3系脂肪酸摂取習慣がある人は認知機能の低下が有意に抑制されていることが判明。さらにMRIの結果でも、認知機能に関与する脳の萎縮が軽減していることが明らかになったとのこと。

また、生活習慣病の代表的なアルツハイマー型認知症発症メカニズムに関する興味深い話題もあります。最近発表された基礎研究(ドイツ)によると腸内善玉菌を増やすと認知症の進行が抑えられるとのこと。アルツハイマー型認知症発症には、今まではアミロイドβとタウという二つの脳内タンパク質が脳神経細胞死を引き起こし、記憶障害などをもたらすと考えられて来た。ところが、脳から遠く離れた腸内の悪玉菌が増えて腸内細菌叢(そう)が変化すると、脳に毒物(サイトカイン等)が届き、認知機能低下につながるとの新たな理論が発表された。腸内善玉菌を増やすことがアルツハイマー型認知症予防につながり得るとの情報です。なお、乳製品に多く含まれる短鎖脂肪酸摂取も認知症予防にプラスに働くようです。ところで、糖尿病の患者はアルツハイマー型、脳血管性認知症発症率が健常人に比較し、各々、1.5倍、2.5倍も高いとのこと。やはり栄養バランスの良い食事が鍵のようです。

セリアック病ならびにベジタリアンのお客様

店をオープンして来月(5/9)で丸二年を迎えますが、先日「セリアック病」の外国人お客様が来店されました。小麦アレルギーの方は過去何名かおられましたが、セリアック病の方は初めてです。本疾患は小麦食中心の欧米で年々増加する自己免疫疾患で、グルテンの摂取を原因とする病気の中でも最も厄介なものです。現状では欧米人の約1%に本疾患がみられ、患者数は年々増え続けています(米国では人口の約15%がグルテン過敏症)。セリアック病の人は体の中でグルテンが分解できず、体がそれを異物と認識して免疫システムが過剰に働き、小腸が攻撃されて慢性的に炎症が続き、栄養吸収障害や種々の消化器症状が出る重篤な疾患です。小麦のみならず、ライ麦、大麦、オート麦、そして醤油(ほとんどの醤油には大豆と小麦粉が使われている)も摂取不可とのことで、若干の調整も必要でしたが弊店のカレーセットでしっかりと対応できました。

また、ベジタリアンの中でもお肉も魚(煮干しで出汁をとったみそ汁も含む)も摂取できない外国人のお客様も最近お見えになり(過去2年間で数名)、ヴィーガン向けのカレールーを提供し、大変満足して帰られました。すると、三日後に友人の方と再訪されました(友人の方もヴィーガンでした)。

全てのお客様のニーズに応えることは難しいですが、可能な限り、多くのお客様に満足頂けるように常にベストを尽くすつもりでおります。

スギ・ヒノキ花粉症と食事

スギやヒノキ花粉(3~5月頃)症の話題です。店主も20年以上前からスギ花粉症で苦しんでいますが、今年は症状が例年に比し、軽い感じがします。ここ2年ほど毎日、玄米食と野菜中心の食事(ヨーグルトは毎食後、キムチ、納豆も毎日食べています)のせいでしょうか、昨年も症状は軽かったように記憶しています。

また、知人の体験談ですが、昔、食品関係企業の研修時に数カ月間、毎日毎食、玄米を食べたところ、その後、年明けの春にスギ花粉症は嘘のように軽減されたとのことです。おそらく、腸内のある特定の善玉菌が増えたことが要因であることが推察できます。なお、動物性脂肪やアルコールの過剰摂取が腸内の悪玉菌を増やし、スギ花粉症症状悪化の一因になる可能性があるようです。やはり食事に配慮することは大切と思われます。

花粉症症状軽減には薬だけに頼らず、腸内善玉菌を増やすような食材(食物繊維の多い野菜、玄米食、ならびにヨーグルト、キムチ、納豆などの発酵食品、みそ汁)を含む栄養バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠がお勧めです。

2018年大晦日 店主の総括

とにかく時の経つスピードはあっという間で今日は大晦日です。今年を総括すると、まだまだ己の努力、創意工夫の足りなさを痛感し、色々な点で反省点が多い1年でした。一番の反省点は、店内が混んでいる時にお客様を長時間待たしてしまうことです。新年は、この点を大きく改善できるよう、特にランチタイムはクイックカレーの普及に注力しようと思います。サラリーマンの方々はお昼時間が限られており、如何に素早くカレーを提供できるかは非常に大きなポイントです。

新年も引き続き、日々、一瞬一瞬、反省と創意工夫を心掛けようと思います。国内外、老若男女を問わず、お客様に少しでも喜んで頂けるようなお店創りを目指します。世界的には分断や紛争が多く、非常に混沌とした情勢ですが新しい年が世界の人々にとって素晴らしい年にならんことを衷心より祈願します。

中国QRコード決済サービス利用客第一号

12/14より中国QRコード決済サービス(WeChat Pay;微信支付)ならびにAlipay;支付宝)を始めましたが、昨日、中国からのお客様(20代前半位の女性2名様)がアリペイで支払いをされ、電子マネーとして記念すべき第一号のお客様になりました。NCカレーは大変小さな店ですが、利用頂くお客様方にとって少しでも便利なものは今後も積極的に取り入れて行こうと思います。

ただ、昨日と先々週の土曜日に利用頂いたお客様への料理提供が遅いことでご立腹されたり、お昼休憩時間を過ぎ、止むを得ずお食事をされずに仕事先に戻られた方もおられました。本当に断腸の思いでした。弊店側としては、偶々テイクアウトが複数重なったり(* テイクアウトのお客様には事前に余裕をもって出来上がり時間をお伝えするようにはしてますが)、団体客の皆様よりバラバラの注文が来たことで通常より更に多くの提供時間を要してしまいました。本件は開店以来、最も改善が必要な難題なのですが、より早くお料理を提供できるよう、混雑が予想される時間帯、曜日はメニューを絞り込む等の改善策を実施する予定です。

食べ物を噛むことの重要性

テレビのグルメ番組では出演者が「このお肉やわらかい!口の中で溶けそうで美味しい!」と連呼しています。歯ごたえのある食べ物をよく噛むことは、舌や喉の筋肉を鍛えられ、お年寄りに多い嚥下(えんげ)障害(食べ物を上手に飲み込めない状態)、ひいては誤嚥性肺炎の予防にもつながります。他にも抗菌作用を持つ種々の物質を含む唾液分泌量が増え、口腔内の細菌増殖を抑えるなど、その他多くのメリットがあります。NCカレーで白米に比べ噛み応えのある玄米を導入している理由はいくつかありますが、上述事項も、その中に含まれます。なお、義歯でも食べ物をよく噛む食習慣は認知症予防に有効であるとの研究報告もあります。

以前、歯科大の先生が「昔の小学生は虫歯は多かったけれど、歯周病は皆無に近かった。今の小学生は逆に虫歯は減ったが、歯周病が増えている。原因は食物繊維の摂取が少なく、固いものを食べる機会も減ったからだと思う。」とラジオ番組でコメントしていました。歯周病は種々の病気につながります。

★ 食べ物を噛む習慣は舌や喉の筋肉を強化できる

★ 歩くことと食べ物を噛む運動は両方とも重要

秋バテで疲れ易い10~11月はバランスの良い食事、適度に歩き、食べ物をよく噛むことに少しだけ注力したいものです。

三人の男子高校生ご来店

一昨日の夜、男子高校生が3人で弊店を訪問されました。店舗入り口付近で入店するか否か若干迷われていたようでしたが、全員キーマカレーの辛口を注文し、味噌汁も含め、キレイに完食されました。中高年層のお客様や小さなお子様連れの主婦の方々に利用頂くケースが比較的多く、高校生の利用は皆無に近い状況でした。若い方々にも積極的に弊店を利用頂き、NCカレーのコンセプトや食育の重要性を理解頂ければ本当に嬉しく思います。日本の未来を背負う彼らのさわやかで心地よい風が、小さなカレー店内を吹き抜けた感じでした。

 

近隣にお住まいのおばあちゃんがお一人で再訪

昨日の午後4時頃、近隣にお住まいのおばあちゃん(80歳前後の方)がお一人で弊店を再訪。「この前頂いた和牛すね肉カレーをまた食べたくなった。カレーも玄米ご飯も大好きなので。」との嬉しいコメント。一軒家にお一人でお住まいとのことで、近所に外食で適当なお店がなく、また自分で食事を作る際もいつも悩んでおられるとのこと。

今回も和牛すね肉カレー(中辛)を召し上がり、種々の野菜、大分産干し椎茸(原木)で作った弊店お薦めの煮物とかぼちゃの煮つけ(黒砂糖使用)をお持ち帰りされました。「外食ではお店探しにいつも困っていたけど、一人でも気軽に入り易く、料理が美味しく、煮物まで作るカレー屋さんが近くにできて、本当に良かった。」と満面の笑み。

超高齢社会を迎えている日本。独居高齢者や老々介護が増える中、弊店が何某かの社会貢献ができるよう、日々、より一層精進いたします。